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松原遺跡出土品
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出土品は発掘調査が行われる前の昭和39年(1964)に松原遺跡にある個人の畑で小範囲から出土し、その個人によって復元された縄文土器群です。
出土した松原遺跡は縄文中期(約4000~5000年前)前葉から後葉の、庄川左岸扇頂部の段丘上に位置する広大な遺跡です。昭和43年以降、数次にわたる発掘調査が行われ、多くの住居跡と大量の土器石器が出土されました。
市の指定を受けた土器は15点で、いずれも縄文中期前葉から中葉に属する土器で、おおむね深鉢5、台付き鉢4、鉢3、皿2、甕1に分けることができます。器種(形)、文様ともに変化に富み、中には東北地方の土器の影響を強く受けたものもあり、縄文文化研究のために必要な情報を提供している貴重な資料です。
項目
内容
資料名
松原遺跡出土品
指定区分
市指定文化財
種別
美術工芸(考古資料)
指定年月日
昭和62年3月30日
施設名
個人住宅
所在地
砺波市庄川町青島