サクラマス

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サケ科の魚類で降海型の淡水魚。全長1メートルにもなる。メスと一部のオスが降海するが、降海前の幼魚と、海に下ることなく河川に残留する個体を「ヤマメ」といい、外見上双方の区別は難しい。河川に残るものは体側に7~10個の丸いマークをもち、降海するものは体側が銀白色になるとともに、背鰭や尾鰭の先端が黒くなる。通常、産卵ふ化後1年半を河川で、その後1年を海で過ごし、春先、生まれた河川に戻ってくる。秋まで河川で過ごし産卵後に一生を終える。雌は産卵に備え体を大きくするため餌の多い海に降海する習性があるとみられる。神通川のサクラマス漁や鱒のすしは全国的にも有名で、明治時代には160トン台の漁獲があったと記録されているが、最近は10トン台以下。資源回復のため神通川や庄川では両内水面漁協が合わせて年約100万尾を人工ふ化放流している。

資料名
サクラマス
種別
その他(自然)
出典
写真提供:魚津水族館

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